ひとり映画日記2

映画・本・イギリス(アメブロ『ひとり映画日記』から引っ越し

ある1日

 昨日の続き。人形の家の帰りに中華街で肉まんを食べ、海辺まで歩いた。ヨコハマを歩きながら聴く「Yokohama Walker」と「Scarface」は格別だった。

 

中華街の門

 

 一人で横浜を歩いているとき、とても幸せだと思った。何やら芸をしている人がいて、それを見ている人たちがいて、芝生で寝転んでいる人がいる。そこを一人でイヤホンで音楽を聴きながら通り抜ける。

 

 

 最近、日本がどんどん戦争をする国に近づいていて怖い。遊んでいても、帰り道には、でも今みたいな日はいつまで続くのだろうと思う。自分が楽しい間は、今苦しい状況にある人のことを忘れて、自分が苦しい時には、なんでみんな楽しそうなんだと思う。この先に、『デッドデッドデーモンズ』や『No.6』、『侍女の物語』が描いていたような世界があるんじゃないかと思って怖い。

ひとはなぜひとがたを作るのか?展

 横浜ウォーキングをしていた。

 横浜人形の家で「ひとはなぜひとがたを作るのか」という展覧会をやっている。去年の松濤美術館の「ボーダーレス・ドールズ」展に続き、人形がテーマということで行ってきた。

ひとはなぜひとがたをつくるのかポスター

 横浜人形の家では、常設展示で「青い目の人形」(かつてアメリカから親善として贈られたもの)や世界各地の人形を飾っている。それらを一通り見て、特別展へ。土偶に始まり現代の人形作家やアクスタも展示されていた。規模自体は小さいけれど、とても充実していた。人形の、そこにいるだけでこちらに迫ってくる何か。人間ではないし、生きてはいない(と私は思う)けれど、「死んでいる」とも違う、何か心に引っかかる感じにざわざわする。もともと私の人形への興味は、なぜ人形は女性の姿形をしたものが多いのかという疑問から始まっているが、今ではこの「ざわざわ」が好きで見てしまう。

 私は修士課程で、人形を扱った文学をテーマに論文を書き、女性の客体化という面から批判的に考察した。よく書けている部分もあるけれど、見方や考え方が稚拙だったと思う。「女性の客体化」というテーマ自体をもっと掘り下げて書かないといけなかった。家族や男性中心的な社会を問う人形を作っている、工藤千尋土井典の作品を見ながら考えていた。工藤千尋の人形は「ボーダーレス・ドールズ」展で初めて見て、それから気になっている。身体や家族制度への違和感を表した人形から目が離せない。

 今回は、高橋操という作家の人形を好きになった。とぼけた表情でふっくらした体型の天使や金魚がかわいいのだ。天使は見られても「ふーん」といった感じでこちらを見返しているようで、なんだかおかしかった。

 世界各地で人形が作られ、今も作られ続けていることが不思議で面白い。人形は「モノ」だけれどモノとも言い切れない。展示を見ている人は「今にも動き出しそう」と言っていたし、特別展の最初の言葉にも「人形が怖いという来館者の声はよく聞く」とあった。展示されていた土偶のレプリカの一つは、作り主が話し相手にするために作ったものだ。確かに、話しかけたくなるような、話を聞いてくれそうな土偶だった。人形って何なのだろう。なんで人形を作るのだろう。答えは出ないまま。

 帰りの電車では中島らもの『人体模型の夜』を読み終わり、自分の身体はどこまで信用できるのだろうという不思議な感覚に陥った。とてもとても面白い短編集だった。


「ボーダーレス・ドールズ」展は去年の夏にやっていた。

haruhitorieiga.hatenablog.com

中にいるのは人だから

 誰かを批判するときに「○○はバカだ!」「狂っている」などという言い方はしなくなった。最近は、その人や会社の行為に的を絞るようにしている。恥ずかしいことに、前はけっこう人格も否定するような言い回しをしていた。本人にわかるように言ったりSNSに書いたりしたことはないが、家族や友人との会話ではそういう言い方をしていたと思う。

 

 混同されがちだけれど、批判と悪口を言うことは違う。批判はしてはいけないことのように言われるが、当たり前とされていることを疑ったり、差別を指摘したりすることは、陰口をたたくことではない。でも、本当は首相や企業の発言や行動を批判したいのに、「バカ」「おかしい」といった言葉を使ってしまいがちだった。実際、デモでもそうした言葉を耳に/目にしたことはある。

 次第に、存在や人格を否定する言葉が嫌いになった。そうした言葉を吐き出すことで得られる快感はあるのだけれど。きっかけの一つは、コールセンターでアルバイトをしたことだと思う(厳密にはコールセンターではないが、詳しく書くと特定できてしまうかもしれないので「コールセンター」ということにした)。日々、苦情や要望の電話がかかってくる。丁寧に要望を伝えてくれる人もいるが、ただ怒鳴りたいだけではないのかという人もいた。相手のキツい口調に胃がきりきりした。そのとき、ああ、炎上した企業の社員もこんな気分だったのかな、と思った。初めての感覚だった。企業がくだらない広告で炎上するたび、2020年代に入ってなんてバカなことをと思っていた。
そうした企業には抗議の電話やメールが殺到しただろう。炎上の理由が差別発言など、妥当な理由で抗議を受けるのは当たり前だ。でも、対応する社内の人には忸怩たる思いの人もいたと思う。そうした商品や広告を通したのもまた「社内の人」ではあるのだろうが。けれど自分の考えではどうにもできなかったことに対する文句に、対応しなければならなかった人もいたはずだ。だから、特に相手が見るかもしれない場所で発言するときは、行為の批判にして、人格を否定するような言葉は使わないよう気をつけている。「会社」「国家」と考えると巨大なモンスターのように見えるが、中には人がいるんだ。人がやっていることだから変えられるはずだ、ということは慰めだ。

中国語とウェールズ語の勉強を始めた 2024.04.11

 新年度になったということで、ラジオ番組が終わったり新番組が始まったり、パーソナリティが替わったりしている。

 語学学習番組も新しいエピソードが始まる。というわけで、4月から中国語の勉強を始めた。NHKのラジオ「まいにち中国語」。初心者向けにあいさつの練習からスタートしてくれる。

「まいにち中国語」テキスト



 数年前まで韓国語を勉強していた。親の知り合いが先生をしてくれていたのに、学校の課題やら就活やらを言い訳に続けられなかった。韓国語への未練を引きずりながらも、じゃあ違う言語にしようと中国語を選んでみた。なんで中国語だったんだろう。はっきりした理由はわからない。

 ともかく、おかげで早起きして朝の15分を中国語の勉強に充てるという、素敵な日々が始まったのだ。テキストには原文と訳のほかに、ピンインという、発音を表すローマ字も載っている。しかし日本語のローマ字読みをすると発音は全く違う。声調とか単母音とか、色々な発音ルールがあるのだ。ラジオで聴いているとおりに発音しているつもりだが心もとない。ニン、スンズ、ゼン(ジェン?)、クーアイ―あなたのお孫さんはとてもかわいいですね。この発音で合っているのか。伝わるのか? そして誰に言う機会があるのだろうか!と思いながら、天気がいいですね、あなたの犬はかわいいですね、と毎朝練習している。

 もう一つ、強い味方がいる。Duolingoだ。SNSでもよく話題になっているのでインストールしてみた。ゲーム形式で単語を一つずつ学んでいける。面白く、無料でいいのだろうかと疑うくらいだ。でも有料プランや広告があり、ユーザーの音声データなどはグーグルに提供しているとか規約に書いていたので、うまく儲かっているのかもしれない。Duolingoが面白いのは、公式キャラの鳥がアプリのアイコンになっていて、いつも苦虫を噛み潰したような顔をしているところだ。これが目に入るたび、無視してフェイスブックツイッターを開くことに後ろめたさを感じる。だからつい押して、勉強を再開するという仕組みなのだ。土日にサボり、この仏頂面に通知を示す数字が溜まっていったときは本当に怖かった。

渋い表情のDuolingo

 そしてついでにウェールズ語の勉強も始めた。ウェールズにはヘイ・オン・ワイという本屋で町おこしした地域があり行きたいのだ。英語と語順も違うようだし、全くわからない。
ちなみにDuolingoは白人のキャラクターだけでなく黒人やムスリムのキャラクターも出てくるのでいい。

Duolingoでの学習記録



 「まいにち中国語」のマンガ(講師の劉セイラさん作)によると、語学学習には目標をつくるといいらしい。どうしようか。中国語で書かれた小説を読むとかいいだろうか。『三体』......?

初めてのヒプノシスマイクライブビューイングと、いつか追い続けるのを終えるまで

正確にはライブビューイングに行った。声優のライブ(ビューイング)に行くのは生まれて初めてだ。

 

ヒプマイのファンがたくさんいることがなんだか嬉しかった。こういう、ファンが集まる場に出かけたことがなかったから。両手いっぱいにリングをつけた人も、キャラクターのファイルを持っている人もいる。私はライブ当日に届いたリングをもっていった。ブクロの赤、中王区のピンクなど色々なライトで場内が照らされるなか、ヨコハマの青いライトをつけた。

 

 いつもはキャラクターを通して聴く声が、声優の口から発せられている!衣装はキャラクターに合わせているし、動き方もそのキャラっぽい(たとえば、乱数はよく飛び跳ねる)。だからキャラ半分、声優半分のようで新鮮だった。でも、MCのときなどは「本人」になり、キャラクターと声優を行き来していてすごいと思った。何人か、この人はあんまり笑っていないな、と不思議に思っていたのが、「キャラとして立っているんだ」と気がついたとき、感動したし自分の勘違いが恥ずかしかった。

 

曲の順番としては、アニメで流れた曲→新曲「Hypnotic Summer」→中王区→「The Block Party」→スペシャルゲスト、RIP SLYME→ 「Hoodstar」→「Next Stage」のはず。

 

・演出に拍手

DJのパフォーマンスでそれぞれのディビジョンの曲が流れ、背景に列車のイラストレーションが映り、扉が開くとキャラクターが、という演出。DJ U-ICHIさん、盛り上げてくれるのにMCでは腰が低く控えめで面白かった。アニメのオープニング曲でノリノリになり、次から次へと繰り出されるパフォーマンスでテンション上がった。ハンドサインがよくわからなかったが、手を上下させるので合っているんだと思う。

 

とくに「The Block Party」の演出がよく、ライブでは曲を聴くだけではなくパフォーマンスも楽しめるんだとわかった。劇場のブザーで始まる「毎度!生きたろかい!」に、警察の入間と詐欺師の天谷奴のバトルが入る「白と黒」。この2人ならこう言うだろう、という台詞で映画館でも悲鳴や笑い声が上がっていた。

ヴィジュアル系バンドボーカルの本領を発揮した、十四くんの「悪魔の華」も、ほんとうに彼のライブを観ているようだった。

 

そして何より、「HIPHOPPIA」と「燐火」。一郎と左馬刻がきっちり歌い上げて、ああかっこいいなーと痺れた。やっぱりこの2人がリーダーなんだな。「燐火」も「悪魔の華」も、歌っているときにキャラクターの過去がほの見える瞬間があって、実在しない人間だということを忘れそうになる。でも、みんなで物語を共有しているんだから、すくなくともこの場には「いる」って言っていいんじゃない? 

このライブをやるのに、いったいどれだけの労力がかかるんだろうと思うと、プロってすごいなと思ってまたじんとした。「明日からのことは今は忘れて!」とMCで言ってくれていたけれど、私はヒプステやライブを観ると仕事を頑張ろうと思える。

 

・新曲

新曲「Hypnotic Summer」は、懐かしい感じがした。2000年代に聞いていたJ-POPを思い出すような.....。音楽に疎いのでテキトー言ってますが。VRゲームの新曲もいい。

 

・中王区とゲスト

中王区が出てくると、ライビュ会場では歓声が上がった。中王区の3人とってもかっこいい!!ソロ曲も歌ってほしかったけれど、そこまではやらなかった。中王区も人気だと実感し嬉しかった。中王区は物語の設定上やっていることはかなり酷いが、歌にはエンパワーメントする部分もあり、不思議な存在だ。

 ゲストのRIP SLYME……恥ずかしながら今まであまり聞いたことがなかったのだけれど、さすがの安定感とラップで、ラッパーってすごいと感動しきりだった。ヒプマイをきっかけにヒップホップをもっと聴いてみたい。

 

そしてこのライブで、私はオオサカが好きになった。どのディビジョンも好きではあるのだが、オオサカにはそれほどはまらずにいた。でも、配信用のカメラが向けられるとすぐに気がついてパフォーマンスしてくれるサービス精神や仲のよさ、「毎度!生きたろかい!」の掛け合いの上手さなど、「オオサカっていいな~」と思った。

 

帰り道、でも永遠に続くコンテンツなんてないんだと思い悲しくなった。皆いつかは引退するし、製作陣もどこかでやめるだろう。平成と令和にはヒプノシスマイクというコンテンツが一世を風靡していましたって言われるんだろう。そして私もいつかは追いかけるのをやめる。

私は、本や映画やコンテンツは補助輪だと思っている。いつかはそれ無しでも毎日を過ごせるようになる。ぼろぼろだった私はヒプマイにはまり新しい趣味ができたし、今も必要としている。だから補助輪をつけずに走れるようになる日まで、気持ち良く夢を見させてね。物語を共有させてくれ。

 

追記:ヨコハマの、配信用カメラへのファンサービスに、映画館で2日とも悲鳴が上がった。ファンは皆悶絶してると思う。

 

 

 

 

『社会人大学人見知り学部卒業見込』

 オードリーの若林正恭に、連載しませんか?と依頼した編集者はすごいと思う。何がきっかけだったんだろう。ライブ?テレビ番組?ラジオ?文章も面白いって、どうやって予想ついたんだろう。

 

『完全版 社会人大学人見知り学部卒業見込』

 職場の近くの本屋で『社会人大学人見知り学部卒業見込』を見つけて買ってみた。若林は、オードリーがブレイクし次々と仕事が舞い込むようになってからを「社会人」と捉えている、ようだ。突如、業界という社会に放り込まれたからだ。『ダ・ヴィンチ』の連載の書籍化ということで、1章ずつは短く読みやすい。そしてとても面白い。

 人の考えは変わっていくんだと思った。例えば連載開始から数年後の文で、連載の第1回目にふれているところがある。「趣味を仕事にしたから趣味はなくてもいい」という自分の文に対し「いやいや、趣味はいるよ」と思った、と書いている。「社会人1年目」の文章も「なるほどな」と思いながら読んでいたけれど、一人の考えが変わったり変わらなかったりするのを追っていくのも、連載の面白さだと思う。大げさな文ではないし自慢もなく、フラットな視線.....うーん、もちろん「偏っている」(偏っていない人はいない)のだけれど、「人見知り」と言われる人の方が皆に誠実であろうとしているんじゃない?と思った。

 

 私は映画や本にふれるなかで、前後に読んだ/観たものが繋がる瞬間が好きだ。自分では意識していないように思っていても、たまに起こる。今回は、この本に何度か出てきた「Tくん」の話。今年1月に映画『笑いのカイブツ』を観た。とても面白かった。主人公のツチヤは、テレビの大喜利やラジオにものすごい量のネタを投稿し続け、ついにはラジオのパーソナリティであるお笑いコンビ、ベーコンズに呼ばれて東京へ行く。ベーコンズの片方西寺は、ツチヤを何かと気遣い、マナーを教えたり服を買ってやったりする。ツチヤもネタ作りに励むが、お笑いのセンスや探求心と、人間関係がとても苦手だという狭間で揺れ動く。本人によれば「人間関係不得意」。これは作者の体験をもとにした小説の映画化だ。その主人公、ツチヤがTくん。ツチヤがメールを送り続けていたラジオはオードリーだったのだ。若林にあたる役西寺を、映画では仲野太賀が演じていた。これはある意味『笑いのカイブツ』の一部分を、主人公ではなく「先輩のパーソナリティ」の視点から見直すようだった。映画ではツチヤと芸人の関係性が観ていてぐっときた。『社会人大学』でも、Tくんを笑ったりするようなことはもちろんなく、自分が助けたと自慢するでもなく、淡々と綴られていた。でも端々からTくんの凄さと不器用さがにじみ出てくるようで、もどかしさを感じながら読んだ。私みたいな凡人にはわからないことだけれど。

 

「「人間関係不得意」その後」と「暗闇に全力で投げつけたもの」(後者はTくんの話ではない)の最後の一文には胸打たれた。就職が決まらず、鬱々としていた時期に読んだら泣いていたかもしれない。深夜に牛丼食べたい日に読む本。

 

若林正恭『完全版 社会人大学人見知り学部卒業見込』角川文庫

フェミニストソングプレイリスト(前半)

 フェミニストソングのプレイリストを作り、イライラしたとき(それは大抵毎日だ。怒りを覚えることには事欠かない)聴いている。フェミニストソングプレイリストというのは、松田青子のエッセイ『ロマンティックあげない』にあった「フェミ曲mix」を読んでいて思いついた。ソングリストをブログで公開しよう。

 

1. Rina Sawayama『This Hell』

This hell is better with you We're burning up together, baby, that makes two

ラジオで流れてきて、衝撃を受けた。なんとかっこいい。マイノリティ(特に性的マイノリティ)に対し「そんなんでは地獄行きだ」という社会のなかで、ここは地獄だ、でもあなたとならマシと歌うフェミニストクィア・アンセム!!歌詞には「posing for the paparazzi Fuck what they did to Britney, to Lady Di, and Whitney」という部分もある。

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2. ヒプノシスマイク 碧棺合歓『Independence day』

今日がそうIndependence Day 目を開いて見えるでしょ可能性 

一体何と読むのか....あおひつぎ ねむ と読みます。キャラクターによるラップ。「飯炊いて待ってるだけのいい子のままで終わるの?」「私の幸せ自立しなきゃ始まんねえ」など、ずっと家に閉じこもっていた「いい娘」が「独立宣言」する歌に思える。自分の10代を思い出して泣けた。このキャラクターには兄がいるのだが、兄のマッチョなラップに対するカウンターになっているところも面白い(まあその兄の方の曲も好きなんだけど)。楽曲を提供したのはあっこゴリラ!

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3. リリー・アレン『Hard Out Here』

It's hard, it's hard, it's hard out here for a bitch

「キッチンじゃなくてスタジオにいる」「私がセックスの話したらアバズレって言うんでしょ」など、女性に向けられるステレオタイプを歌詞に織り込み痛烈に皮肉る。この歌で描かれている状況がいまもなお古びないことが哀しい。

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4. Awitch, NENE, LANA, MaRI, AI, YURIYAN RETRIEVER『Bad Bitch 美学』

私はヒップホップには詳しくないが、これもラジオで流れてきて好きになった。「自分で自分の荷物は持つ 気分であなたの荷物も持つ 人は助け合ってこそ長くもつ」のリリックがあまりにいい。ゆりやんレトリィバアの「一括で買ったベンツで帰宅」も痺れる。

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5 gleeキャスト『Shake it Out』(フローレンス・アンド・ザ・マシーンの曲)

 

It's hard to dance when a devil on your back so shake him off

 

私はドラマ『glee』のキャストバージョンが好き。この歌を歌った回のテーマは「DV」。登場人物の一人が暴力をふるうパートナーと別れ、自己を大事にすることを取り戻す。グリーのメンバーは彼女のためにこの歌をうたう。

 

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後半に続く