ひとり映画日記2

映画・本・イギリス(アメブロ『ひとり映画日記』から引っ越し

2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「地元」へ 2024.10.19

「地元」は面白い言葉だと思う。「故郷」ほど大げさでなく、「出身地」ほど無機質でもない。自分が10代を過ごした街を指すには「地元」という言葉がぴったりだ。 地元というと、ショッピングモール、田んぼ、広い道路とでかい駐車場を備えたコンビニが浮かん…

突然踊って暮らしたい 2024.10.17

手紙を書いたり、散歩したり、突然踊ったりして暮らしたい。相も変わらず満員電車に揺られ、頭が痛いと思いながら会社に行き、疲れたと思わず言いながら家に帰っている。 『赤毛のアン』や『ツバメ号とアマゾン号』に未だに憧れているのに、文化的にも時代的…

カリスマはいない――『ジョーカー フォリ・ア・ドゥ』

※映画『ジョーカー フォリ・ア・ドゥ』の感想です。ネタバレ等気にせず書いています。 『ジョーカー』が公開されたときはちょうどイギリスにいた。いつもは空いている映画館にもわりと人がいた。観終わったとき、これは凄いものを観たと興奮したけれど、英語…

ドニ・ラヴァンとジュリエット・ビノシュ――映画『汚れた血』

プロット、というより撮りたい画が先にあったかのような映画。早稲田松竹で観てきた。借金でギャングに狙われた男たちが、旧知の友人の息子を頼り、製薬会社からウイルスを盗んで売ろうとする、息子のアレックスは男の恋人らしき女性、アンナに惹かれていく…

ニコニコなんてしてられるか――映画『ナミビアの砂漠』

歩きながら塗る日焼け止め、カフェでアイスコーヒーを頼んでからの「あ、これ紙ストローだ」、友人の話に集中するふりをするけれど意識は隣のテーブルに飛んでいく。 「いい子をやめたい」と常々思っているため、カナの存在は心をざわつかせる。私なら脱毛に…