ひとり映画日記2

映画・本・イギリス(アメブロ『ひとり映画日記』から引っ越し

ある1日

 昨日の続き。人形の家の帰りに中華街で肉まんを食べ、海辺まで歩いた。ヨコハマを歩きながら聴く「Yokohama Walker」と「Scarface」は格別だった。

 

中華街の門

 

 一人で横浜を歩いているとき、とても幸せだと思った。何やら芸をしている人がいて、それを見ている人たちがいて、芝生で寝転んでいる人がいる。そこを一人でイヤホンで音楽を聴きながら通り抜ける。

 

 

 最近、日本がどんどん戦争をする国に近づいていて怖い。遊んでいても、帰り道には、でも今みたいな日はいつまで続くのだろうと思う。自分が楽しい間は、今苦しい状況にある人のことを忘れて、自分が苦しい時には、なんでみんな楽しそうなんだと思う。この先に、『デッドデッドデーモンズ』や『No.6』、『侍女の物語』が描いていたような世界があるんじゃないかと思って怖い。