ひとり映画日記2

映画・本・イギリス(アメブロ『ひとり映画日記』から引っ越し

今週のハイライト(5.19-5.25)

毎日ブログを書こうと思っていたのに、まったく書けないから、週報にしようと思った。

 今週は総括すると体調が悪かった、に尽きる。水曜あたりから心臓が痛く、金曜にはついにやや寒気がし、今日は心臓から左耳、左目が痛い。働きすぎかしら。よく言うわ。

 休日は休んではいるけれど、用事を入れたり家事をしたりで、結局たいして休んでいないように思う。働いて得たお金を消費して、というこのサイクルに嫌気がさしてきた。日々消費するトイレットペーパー、洗剤、米、で少しずつお金が消えていく。自分一人では何も作りだせない。脆弱だ。今日は家計簿をまとめてつけていて、出費の多さにぞっとした。奨学金もあり親に援助してもらったお金もあり、私はほんと何をやっているんだろう。

 

 ハイライトは、翻訳講座に参加したことだ。初めて言われる褒め言葉で褒められたことが嬉しかった。翻訳はただ違う言語から移すのではなく、創作の面も強くあるのだと思った。英語で感じる感覚を、どう日本語に置き換えるか。ぴったりの言葉なんてないけれど、自分が雑に言葉を使ってるんだと感じる。短歌でも、痛みとか喜びを言い表せたとき、「掴んだ」と思う。松田青子が「翻訳は特別な読書体験」と書いていたけれど、翻訳者は言葉を考え続ける果てしない作業をずっとしているんだ。

 雑といえば私は発音も雑だ。特に日本語ではもごもごと喋るくせがある。それを中国語のレッスンを受けている時に感じた。普段は舌の動きや口の形なんて意識しないのに、習う言語はそれを考えないと発音もできない。でも、最近はヒップホップと短歌から「音」に興味をもったため、発音を習うのは楽しい。言語が好きだ。

 

 そして映画『ペトルーニャに祝福を』を観て、世界は知らないことと理解できないことで溢れているのに、お金やSNSや地位に一喜一憂するなんて本当につまらないと思った。