ひとり映画日記2

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ヒプステ BoP Cinema edit!!

 ヒプステ!ヒプステを観た!ヒプステとは、「ヒプノシスマイク」の2.5次元舞台です。去年シブヤvsヨコハマ篇を観てから、今回の「Battle of Pride」を楽しみにしていた。丸の内ピカデリーでの先行上映に足を運んだ。

 

 「Cinema Edit」ということで、舞台を撮影・編集したものが3面スクリーンにデカデカと映し出される。金曜の夜に観に行ったのに、けっこう人が来ており、皆アクスタなどのグッズを持っていて活気があった。入場特典ではリストバンドをくれた!

 

 「シブヤvsヨコハマ」しか観ていないため、全キャスト登場といってもアカバネなどは他人の感想でしか知らない。さて、楽しめるか!?

 

 

 ものすごーく楽しかった。自己紹介として全ディビジョンが出てきてしっかりパフォーマンスしてくれるため、細かいところはわからないまでも誰がいるのかは知ったうえでみることができた。これが噂のアカバネ、アサクサか.....。アカバネの人が特にダンスキレッキレ。そして唯一の一人メンバー(?)「蜘蛛の糸」。彼は何なんだ??貫禄が抜きんでてる。道頓堀の3人もかわいいし、D4も癖が強い。

 ずっとラップパフォーマンスをしてくれる。明確なストーリーがあるというよりはリーダー6人を中心にそれぞれの見せ場があるといった感じだ。これが3時間、息もつかせぬ3時間。空却と一郎、ささら(ごめん漢字変換できない)と左馬刻の友情にはぐっとくるし、T.D.D4人のパフォーマンスもかっこよかった!(一郎は左馬刻に一瞬背負われていた)
私はヒプノシスマイクでいうとヨコハマが一番好きだが、ステージでは寂雷先生が品があって素敵だなと思った。皆、キレよく踊っているのが新鮮。アニメではそこまで踊るシーンはないからだ。一二三も綺麗だったし、ゲームやアニメなどの、どのメディアよりもアクロバットな独歩も良かった!ブクロ三兄弟はかわいい。この調子でいくと全員好きになる。私が一番好きな銃兎は、やはりソロ場面で例の曲を披露しており、「ステの銃兎といえばこの曲」となりそうだ。

 

 「Battle of Pride」がヨコハマで上演されていた時、立ち見でも一万円か~と思って観に行かなかった。立ち見でもいいから観に行けば良かったと少し、いやだいぶ後悔している。会場の熱狂と楽しそうなことといったら!一万円なんて安すぎるくらいだ。それに、このキャストで観られることはもうないのだから.....。ずっとステを追ってきた人ならなおさら、とても感動しただろうと思う。山田一郎が最後に幕の後ろへと消えていき彼おなじみのポーズをしたところに、イラストが重なり消えていく演出がにくい。こんなの、泣いてしまうでしょう。2.5次元舞台って面白いの?なんて思っていたけれど、ヒプステは「見たことのない景色を見せて」くれた。

 

それとは別に、自分も自分の職場でプロとして稼いで(まあまだまだ下っ端ですけど)、プロの作った作品にお金を払って楽しむのって、なんて気持ちいいのだろうと思った。今まで知らなかった快感だ。こういうところにはケチらないで、関わった人が相応の報酬を得られるようにしたい。演出、演者、カメラワーク、編集ともに全力でとってもかっこよかった。

そして終演後、拍手とともに「左馬刻様!」という悲鳴が上がったことも記録しておこう。Cinema editについてくる、エンドロール後のおまけで、左馬刻様は笑いをこらえているのかずっと下を向いていたのだった。最後まで面白い。